接合強度

1) 摩擦圧接は素材を回転させ接合面をこすりあわせる事による摩擦熱で接合する為、
接触面全体が接合されます。よって圧接後、機械加工で外周を削っても中心部まで
接合されている為、切削後断面と母材強度に比例した強度が得られます。

2) アーク溶接に比べ接合温度が低い為(鉄の場合で約1300度)ピンホールが出ず
バラツキの無 い安定した強度が得られます。

3) すべて自動化されていますので作業者の熟練度によるバラツキが有りません。

4) 熱影響部が少なく温度が低い為、割れや変形が少ない。

摩擦圧接適用上の制約

1)少なくとも素材の一方は丸棒、パイプ等円形断面でなければ成らない。
(相手形状により六角及  び四角でも可能)

2)極端に厚みの薄いパイプは不可能です。(厚みが径の3%以下では困難)

3)圧接時の強大な回転トルクに耐えるチヤツキングができない場合は不可。
(径に対して長さが極 端に短い物、但し圧接断面より径が2倍以上有れば可)
例:φ50*10+φ50*100は不可 φ50*10+φ25*100は可

加工能力

丸棒接合断面
φ6〜φ85 (最大で材質S45Cの場合φ350*150とφ85*2000を圧接する時
接合断面はφ85となり可能です。)                   
                (注) 材質により最大接合断面積は変わります。
パイプ圧接最大径

最大φ154*12t (これ以下の径でも厚さにより断面積が丸棒換算でφ85以下でなければ不可)。
接合最大長さ

圧接後全長2000mmまで(回転側チャッキング能力はφ80以下は長さ300mmまで
φ80〜φ350は長さ 150mmまで。)
芯振れ

黒皮丸棒は約1mm(ダイヤル読み)、LA加工品は製品の大きさにもよりますが約0.2〜0.5mm。